ダイーザ(手摺補助部材)
下地がなくても取り付け可能な手摺取り付け補助部材「ダイーザ」
木下地がいりません
手摺を取り付けたいけれど、木下地の場所が分らない、または、木下地が無いので強度的に不安であったので受け金具が付けられなかったということは、ありませんでしたか?
そのような時には、石こうボードに対して、木下地の有無に関わらず、木下地を作ることなく、手摺を取り付けることができるダイーザが便利です。
(石こうボードの壁で厚9.5mm、12.5mmに対応)
ダイーザの施工について
ダイーザの施工に関する説明資料は下記の PDFファイルをご覧ください。
天然木とウレタン塗装加工で実現した「やさしさ」伝わる仕上げが特徴
ダイーザ本体及び手摺の材料には、木目が美しく強さも兼ね備えたホワイトアッシュを選びました。天然木のぬくもりに加えて、ウレタン塗装をほどこすことによって、高級感のある仕上がりとなっております。
ダイーザは階段回り、玄関回り、お手洗いといった生活に欠かせない空間において住む人に対して、いろいろなやさしさを提供いたします。
階段室の有効幅に影響を及ぼしません。
ダイーザを用いて手摺を取り付けた場合、壁から手摺の端部までの距離は8cmです。建築基準法では、階段室に取り付けられた手摺において、手摺の幅が10cmを限度として無いものとみなすことができるとなっています。
従って、新築の住宅に対してダイーザ及び手摺(φ35)を取り付けようとした場合、設計上の有効幅に影響を及ぼす事がありません。
ダイーザの強度性能
試験図番 | ①ダイーザ単体 | ②手摺付き | ||
ボード厚 | 鉛直 | 水平 | 鉛直 | 水平 |
9.5mm | 0.88kN | 0.76kN | 1.48kN | 1.00kN |
12.5mm | 1.09kN | 0.18kN | 1.46.kN | 1.42.kN |
本製品に関するご注意事項
・ご使用の際にはダイーザ施工説明書を必ずお読み下さい。ダイーザ施工説明書をPDF形式で開く。
・ダイーザは、手摺取り付け以外の用途に使用しないようにして下さい。
・施工予定位置の石こうボード壁の厚みが、9.5mm又は12.5mm以外の時は使用しないようにして下さい。
・ダイーザ及び手摺は木製品ですので、水に濡れる可能性のある場所には使用しないようにして下さい。
・施工予定位置のボード裏において、各ボード専用アンカー取り付け予定位置の中心から、壁面に沿って
半径30mm以内、奥行き60mm以内に下地の端部、柱や梁等が無いことをご確認願います。
下地の端部、柱や梁等があった場合に、ボード専用アンカーが開かない為に大変危険です。
・施工予定位置における下地の有無を予めご確認願います。
下地材があった場合には、同梱のタッピングねじで、リード穴を開けてから施工して下さい。
・ダイーザの取り付けは、750mm以下(芯-芯)の間隔で行って下さい。
・ビスの締付けを行う際に使用する電動工具は締付け力の切替ができ、インパクトのかかるものをご使用願います。